自転車と歩行者の事故が相次いだことから、近頃は自転車の交通ルールが見直されています。
自転車は本来なら車両の扱いだから車道を走るように規制するというような報道があったかと思えば、次の日にはケースバイケースですべての自転車が車道を走るように指導するわけではないというような報道がされたりしています。
上記のような対応は、どうも現行の交通ルールに捉われて、本質的な問題を解決できていません。
今の自転車を、慣習的なルールと本来のルールのどちらかに単純に当てはめるのは不可能だと思います。

自動車にまつわる最近のニュースを見ていて率直に思うことは、今の自転車は昔と比較できないほど高性能になっているため、既存の交通ルールに対して規格外になっているということです。
そして、高性能な自転車が安価で手に入るようになっています。

死亡事故が起こせるぐらいの自転車というのはそれなりに高性能な車両だと思いますが、高性能な自転車自体は以前から存在していたと思います。
競輪やロードレースの歴史があるのですから、高性能な自転車は存在していたはずです。

では何故、最近になって自転車と歩行者の事故が増えたのか?
答えは簡単です。
今まで競輪選手やロードレーサーしか持っていなかった競技用の高性能な車両が、知識の浅い一般人でも購入できるようになったからです。

現行の自転車に対する慣習的なルールはママチャリなどの簡単な自転車に対して作られたものですし、本来のルールは原付などに合わせたルールです。
競技用の高性能な自転車はこれまで一部の人しか持っていなかったため、対応できるルールが存在しません。
そのため、新しいルールが必要になると思うわけです。

簡単に言えば、ママチャリ法、競技用自転車法などと自転車の区分を分けてルールを定めれば良いのではないでしょうか。
いくら競技用自転車が流行っているからと言って、今の日本の道路では競技用自転車が危険なのは間違いありません。
将来的に自転車専用道路などが整備されるまでは、思い切ってライセンス制、登録制にするなども視野入れて良い気がします。

私の周囲でも競技用自転車を購入する人が増えており、今のままでは自転車の事故が増える一方だと思います。
一刻も早いルールの整備が望まれます。