どこかの団体の研究結果によると、今年の新入社員は「エコバッグ」のような人間が多いようです。

「環境問題(エコ)に関心が強く、節約志向(エコ)で無駄を嫌う傾向があり、折り目正しい。小さくたためて便利だが、使うときには大きく広げる(育成する)必要がある。
酷使すると長持ちしない(早期離職)が、意外に耐久性に優れた面もあり、活用次第で有用となるだろう。早く消費を上向かせ、エコバッグを活用する機会を増やしたいものである。」
–財団法人社会経済生産性本部HPより–

これを読んで私はこう思いました。
なんてふざけたことを言っているのかと。

今年の新入社員が日本中で何人いるのか知りませんが、何でもひとまとめにして例え話にすればいいってものではないでしょう。
これを読んで何になるのでしょうか?
頭の悪い上司が変にわかった気分になって、若者をだめにするだけです。

私は今年の新入社員ではありませんが、エコバッグに例えられた方々はどんな思いをするんでしょうか?
「小さくたためて便利」とか「酷使すると長持ちしない」とか、例え話でも言っていいことではないでしょう。
人を使い捨ての道具みたいに捉えている表現で、非常に腹が立ちます。

いい大人がこんなものを堂々と発表しているようでは、先が思いやられます。

さて、本題とは少し離れますが、エコバッグについて勘違いされている方が多いようです。
エコバッグは環境にやさしい素材で作ったバッグのことではありません。
お店でレジ袋の代わりとして、自分で用意する買い物用のバッグを指す言葉です。
環境にやさしい素材を使うのはいいことですが、エコバッグ自体は何の素材だろうと関係ありません。
ちなみに私もエコバッグを使っています。
常に持ち歩いているわけではないのですが、近所のスーパーで買い物をするときはエコバッグを使うようにしています。
小さなことですが、もっと広がっていくといいですね。